2019年3月29日金曜日

留袖の仕立て直し


黒留袖の仕立て直しを頼まれました。

お洒落だったお母様の形見の留袖です。

裄も身巾も身丈も大きくしなければならないので、ほどいて一から縫い直します。

丁寧な仕立てでしたので、袖と衿は再利用できます。

身頃のみ解きのしに出しました。



袖巾を伸ばして、衿とともに二日ほど敷きのしします。



身頃のしるしつけ。胴裏と八掛がいっぱいいっぱいでしたが、身長+5㎝にはなります。



黒留袖には、慶事が重なるようにという重ねの着物の代わりに、比翼がつきます。

↑の裾周りと袖と衿をつけます。



絹の躾糸で「縫いじつけ」という飾り兼補強をします。衿と袖口と裾周りにします。



風薫る五月の子どもさんの結婚式が待たれますね。


新緑の婚や形見の晴着着む     仕立屋お吟





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