朝晩涼しくなりました。
この夏は、クーラーの中で単衣や薄物ばかり縫っていたので、
夜風に当たりながら袷にとりかかるのが新鮮です。
色無地に近い淡いベージュの小紋。八掛も淡いオレンジです。
こういうとても繊細な地色の着物はお茶会で着られるのでしょうか。
源氏香という文様がちらばって、いい仕事しています。
源氏香は香道から生まれた「組香(くみこう)」の一種です。
組香のひとつひとつに、源氏物語の巻名「夕霧」とか「夕顔」とか、名前がつけられています。
楽しいですね。
秋袷さらりさらりと針運ぶ 仕立屋お吟
0 件のコメント:
コメントを投稿