2023年12月27日水曜日

コートの袖にフリル

 コートの丈と裄を直すよう頼まれました。

ミシンの得意な仲間が下のように直しました。

ごく普通の対丈のコートでしたが、裄がこれ以上伸ばせないため、
フリルを付けました。
このフリルは、切り落とした裾から捻出しました。

娘さんが着るには地味すぎるので、着物の裾が見えるように、
丈をつめました。
着ると前側が上がるということなので、羽織のように前下がりの傾斜をつけて
整えました。
活躍してくれると嬉しいです。
   道行を着てしつとりと二十代   仕立屋お吟




2023年12月20日水曜日

アンティークの羽織

アンティークの羽織は袖がとても長いです。


 一尺三寸につめるよう頼まれましたが、袖下部分を切り落とすだけでは、

右の前袖の鶴がちょん切れてしまいます。

ということで、右袖はほどいて作り直しました。
右の後ろ袖の鶴も完璧です。
裄もご希望寸法に出せました。
どんなところへ着てゆかれるのか、お聞きするのが楽しみです。
   年用意羽織の裄を出すことも   仕立屋お吟


2023年12月15日金曜日

道中着

 道中着の仕立てにかかります。

依頼者さんが50年前に着ていた小紋を、
仲間がほどいてアイロンかけしました。

衽二枚と地衿と掛け衿を継ぎ足して、広い衿をつくります。
縫い代から、袖口布を捻出しました。

通常5~6㎝は見える袖口布が2㎝しか見えませんが、問題ありません。

紐飾りは、シンプルにくるみ釦で整えました。

コート類は、少々派手でもよいとか。
鼓の演奏会の行き帰りに活躍してくれることでしょう。
    鼓打つ人に小花のコート縫ふ   仕立屋お吟