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袷を単衣に
2020年9月16日水曜日
袷を単衣に
袷の小紋を単衣に直すよう頼まれました。
濃紺に白のドット柄です。
胴裏が分厚いので、街着にするには重量感がありすぎます。
いつもは、ときのしをクリーニング屋さんに頼みますが、
今回は、私がほどいてアイロンかけをしました。
袖と地衿と掛け衿をしっかり敷きのしします。
重かった裏がなくなり、驚くほど軽やかな一枚になりました。
来週さっそく着られるそうです。
一卓は和服の母娘秋のカフェ 仕立屋お吟
2020年3月12日木曜日
袷を単衣に
袷の訪問着を単衣に直すよう頼まれました。
袷の状態の写真を撮り忘れましたが、
ほどきとふかしに出しました。
仕立てやすく真っ平になって帰ってきました。
要らなくなった胴裏は、新たに仕立てる色不祝儀に使います。
小花の刺繍がたくさん施されているので、模様を合わせてしるしをつけるところ。
単衣でも、袖と衿と掛け衿は2日ほど敷きのしします。
単衣の訪問着に生まれ変わりました。
春らしいごく薄い青、瓶覗色(かめのぞき色)です。
藍瓶にちょっと浸けただけの色の意からきています。
瓶覗てふ色縫ふも弥生かな 仕立屋お吟
2019年7月27日土曜日
袷を単衣に
袷の紬を単衣に直すよう頼まれました。
袷の時の写真を撮り忘れましたが、
ほどきとふかしをクリーニング屋さんで済ませたところです。
背に染みがあるので、前身の縫い代に入るところに回しました。
訪問着などの絵羽模様でなければ、前後を替えることが出来ます。
また、紬は、裏表を替えることもできます。
希望身丈に足らないので、繰越揚げはつままずに、繰越裁ちとします。
衽の裾にも染みがあったので、左右を替えました。
右衽は、着ると見えません。
仕立て直しは、細心の注意が必要です。
目立つ染みが隠れて、新品のような一枚になりました。
麻の葉の絣です。
麻の葉はほんに佳き柄単衣縫ふ 仕立屋お吟
2018年10月7日日曜日
袷を単衣に
お母様の袷の紬を、自分用に単衣に直すよう頼まれました。
薄地のはずの胴裏が厚地すぎて、着づらいとのことでした。
洗い張り屋さんにほどきと湯のしに出しました。
表地一枚になると、驚くほど軽くて、絹の光沢が感じられます。
袖と衿を縫った時点で、布団の下に敷のしします。ぱりっと仕上げるために、どんな着物でもこれは必須です。
手ざわりは結城紬に似ています。お母様にはかなり高価な買い物だったとか。これを着て、寄席や観劇にお出かけされることでしょう。
秋冷のどこで織られし紬かな 仕立屋お吟
2018年7月12日木曜日
袷を単衣に
袷の小紋を単衣に直すよう頼まれました。
以前は、母が1000円でほどいて綺麗にアイロンかけしていてくれたのですが、
身八つ口の留めをほどくとき、布をほつれさす危険性が出てきたので、洗い張り屋さんに「ときのし」を頼みました。
ちゃんと縫い合わされて反物のかたちになって帰ってきました。湯のしをするとしなやかになります。
しなやかになると、縫いやすくもなります。
流水の地模様に涼しげな植物。屋形船に乗っての、内輪の同窓会に着て行かれるそうです。
遊船や和服で出向く同窓会 仕立屋お吟
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