2018年9月27日木曜日

付下げ


付下げの仕立てを頼まれました。

新潟は十日町の吉澤の友禅です。



今までにたくさんの訪問着や付下げを縫ってきましたが、
しなやかさや針通りのよさや皺になりにくさが群を抜いています。
しっかりした浜ちりめんです。



黒に近い茄子紺の地色に、雪輪の中の七宝や亀甲や鹿の子文様。

古典文様を大切にしつつ、洗練された絵付けです。



依頼者さんは、俳句つながりのお方です。
さて、どこに着て行かれるのでしょう。


       秋袷ちよいと俳句もたしなみて      仕立屋お吟





0 件のコメント:

コメントを投稿