袷の羽織の仕立てを頼まれました。
箪笥に眠っていた白生地を染めたものです。
その色の名は、、、「ねこやなぎ色」
素晴らしきかな、和の色の名。
肩裏は、洗い張りしてあったもので、足りないので袖裏を身頃に継ぎ足します。
羽織丈は100㎝くらいがご希望でしたので、
裁ち台で作業できる98㎝にさせていただきました。
前落しの部分は、マチと袖口布になります。
マチ裏は裏地を継ぎ足してあります。
羽織の襟は、最低でも三日は敷きのしします。
寒くなったら、はんなりした色が活躍してくれることでしょう。
ねこやなぎ色に絹染め秋の風 仕立屋お吟
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