浴衣の仕立てを頼まれました。
アフリカの民族衣装の布です。
ポップな鶏とひよこと玉子。
鶏が横倒しにならないよう、横布を縦に使います。
腰のあたりで継ぐようになります。
袖をつくって敷きのし。
依頼者さんのご希望は、上前の膝あたりに一番大きな鶏が来ること。
絵羽の着物の柄を合わせるように、前身頃とおくみの柄をぴたりと合わせました。
左の胸元によい柄を持ってくることは不可能でしたので、
衿元にとさかの立派な鶏を持ってきました。
背縫いは1㎝つまんでいるだけなので、自然な流れです。
左肩の鶏は、まるで肩に担がれているようで、愉快です。
それはそれはチャーミングに着こなしてくださることでしょう。
アフリカの布を浴衣に星ふる夜 仕立屋お吟
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