2019年8月3日土曜日

長襦袢の袖


夏用の長襦袢の袖を無双袖(袷)にしてほしいと頼まれました。

東レの既製品です。

さらさらとして着やすく洗いやすいので、年中着たくなられたとか。

着物を頻繁に着られる、近所のお茶の先生です。



手持ちの正絹の長襦袢地をお分けすることにしました。

水通しをしてからしるしをつけます。

水通しをすると、洗ってもこれ以上縮みません。



既製品の袖をはずします。



上に着る着物に合わせて、裄の寸法をとりました。

身長が少しずつ低くなられているので、裾も少し折り返しました。

お茶人として、ますますのご活躍を。


      お茶人のささつと洗ふ汗のもの      仕立屋お吟



0 件のコメント:

コメントを投稿