袷の長着を羽織に直すよう頼まれました。
さらりと肌触りの良いちりめんです。
なじみのクリーニング屋さんにほどきとふかしを頼みました。
5000円でした。
長身の方で羽織丈105㎝がご希望なので、へら台は短くて使えません。
居間の床にへら紙をつないで、しるしつけをします。
無理な体勢をとるので、ストレッチをしている気分です。
袖が縫えて衿が折れたら、敷きのしをします。
特に羽織の衿は、一週間くらい敷くのが理想です。
薄紫のはんなりとした羽織の出来上がりです。
依頼主さんは、薬剤師さんです。
白衣はもう飽き飽きしているので、休日は色目のよいものが着たいそうです。
春色の羽織すらりと高き人 仕立屋お吟
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