2021年6月18日金曜日

麻の着物 仕立て

麻の着物の仕立てが続きます。
色の名は、淡紅藤(うすべにふじ)。江戸時代には紅藤色が流行ったとか。 前に同じ色の反物が来たときは、色の名が添えられていなかったので、 勝手にライラック色と決めて句を詠んだりしましたが、 やはり和の名前は素敵です。
袖と地衿と掛け衿を敷きのし。
三つ衿芯と力布は残布を利用。
広巾のいしき当をつけて出来上がりです。 このあと、友禅染がほどこされます。

色の名はうす紅藤やうすごろも   仕立屋お吟

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