私の幼なじみの広子ちゃんに女の初孫さんができて、
早々と七五三の着物を頼まれました。
彼女が三歳の時に着た着物を、
洗い張りして大切にとっておいたちりめんです。
60年ちかくの歳月が流れています。
今買おうにも、こんな華やかな反物ありません。
揚げをして着せたら、
さぞかし愛らしい七五三になることでしょう。
出来上がったところで、七五三に着せるのが
待ちきれなくなって、
産着として、百日参りに着せてゆくことになりました。
紅白の飾り紐をつけて、
裾のほうでこっそり揚げをしてあります。
梅日和に一家そろってお参りするそうです。
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