2018年1月14日日曜日

振袖を七歳の祝い着に


お祖母さんの振袖を七歳の孫の祝い着に直すよう頼まれました。

三軒の呉服屋さんに断られたそですが、
個性的な振袖なので是非という事で、引き受けました。

銀鼠のちりめんに藤色の熨斗が舞っています。
梅、桜にぼんぼり、杜若、柳に太鼓橋、月見団子、紅葉、銀閣寺、清水の舞台、大文字、、、
絵付師さんの遊び心満載です。



まず、両脇で3㎝ずつ詰めました。全体で身巾が12㎝狭くなります。
七歳にはまだ大きいですが、なんとか着られそうです。

次に広衿を半分に折って、腰揚げをします。そして肩揚げと袖揚げも。
ごらんのとおり、可愛くなりました。




        七歳の春着にほのと色香あり     仕立屋お吟



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