2018年3月6日火曜日

仕立て直し


実家の箪笥に洗い張りされて眠っていた小紋を仕立てるよう頼まれました。

扇面をちらした鮫小紋です。



小紋の場合は、染みや変色部分を目立たないところへ回すことが出来ます。

八掛の裾のよごれも縫い代に入れます。



浅緑の上品で華やかな一枚の出来上がりです。

倉敷に海老蔵さんが来るので、さっそくこれを着て観に行かれるそうです。


        歌舞伎へと春の袷のしつけ取る     仕立屋お吟





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