単衣の仕立てを頼まれました。
こちらの渋い紫の紬、
依頼者さんが、値段の割にとてもいい紬みたいと思いながら、
キズや染みがないか反物の中の方まで調べていたら、
「本場大島紬」の織り込みと証紙が現れたそうです。
お目が高いですね。
背縫いを通常の1㎝にすると、よろけ縞が二本並んで気になるので、
1.5㎝にして、袋縫いにしました。
変り織りで、光線の具合で市松模様に見えます。
依頼者さんは、昔のサントリーのCM「少し愛して長~く愛して」がお好きで、
大原麗子のラフな着物姿に憧れておられるとか。
これからは、外出時だけでなく、家でもちょくちょく着られるのかな?
着物きて割烹着きてお元日 仕立屋お吟
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