2022年6月17日金曜日

小振袖 仕立て

小振袖の仕立てに掛かります。

袴の下に着られますが、後々袴なしでも着られるよう、裁ちます。


 長めの小紋の反なので、二尺ある小振袖の仕立てが可能でした。


袖と地衿と掛け衿を敷きのし。

お尻のあたりに同じ柄が来ないよう柄合わせ。

上前の胸辺りにベージュの扇があるので、衿元は弁柄色が来るように柄合わせ。
上前のおくみの膝あたりもすっきりするよう柄合わせ。

来春の卒業式の日が楽しみですね。

    裁つ柄の末広がりへ風薫る    仕立屋お吟





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