2022年8月23日火曜日

振袖用 長襦袢

振袖用の長襦袢を仕立てます。

単仕立ての無双袖にします。


白地に、ピンクと黄色とあんず色の大きな梅の紋様。

とても可憐です。


袖をつくって敷きのし。

袖の丸みをつくるとき、いせ込みの糸は引っ張りすぎてはいけません。


残布が2m以上もあったので、広幅の共布のいしき当てをつくることができました。


   縫ひさしを色なき風に吊るしけり   仕立屋お吟



 

2022年8月18日木曜日

浴衣 仕立て

浴衣の仕立てにかかります。

この夏最後の浴衣になります。

三反ほど預かっている浴衣は、来夏までとさせていただきます。

早く秋物にとりかからなくっちゃ。

老舗三勝さんの注染染めです。

袖と掛け衿を敷きのし。
仕立てあがってからも敷きのしはしますが、ぱりっと感が違います。

日本舞踊のお稽古着になります。
背中が少し円くて衣紋が抜けないとのことで、
通常3㎝の繰越を3、5㎝で仕立てました。

飽きのこないとんぼ柄です。
上前の掛け衿にも一匹。

    木綿裁つ窓に来もして銀やんま    仕立屋お吟




 

2022年8月14日日曜日

浜ちりめん  単仕立て

 浜ちりめんを単衣に仕立てます。


萌黄色に染められた反物。少々織りキズが点在するので、裁ち方を工夫しました。

残布が150㎝もあったので可能でした。


無地のやわらかものの単衣仕立ては、縫い代をくけるとき、表に響かないよう気を付けます。

鼓の演奏で着られます。若々しく見えることでしょう。


    爽やかや萌黄ひと色仕立てあげ    仕立屋お吟




2022年8月9日火曜日

アフリカの布 男物浴衣

アフリカの布で男物の浴衣を仕立てます。


 三分の一を切り落として、袖とおくみを裁ちます。

残りが身頃になります。


袖と衿を敷きのし。


頼まれていたマスクもお揃いで。

岡山の夏祭り「うらじゃ」にでも行かれるのかな?

    八月やアフリカの布床に裁ち   仕立屋お吟




     


2022年8月3日水曜日

袷 訪問着 仕立て

 猛暑の時期でありますが、お急ぎとのことで、訪問着の仕立てにかかります。


深緑のぼかし染の浜ちりめんに、向鳥の刺繍と和楽器の線描。

格調高いです。


仕立ての間、雨が降らなかったので、狂いがなくほっとしています。

   縫ひあげて楽器ちらしの秋袷   仕立屋お吟