2026年9月2日水曜日

羽織の丈伸ばし

 小柄だったお祖母さんの羅の羽織と夏紬の長着から、一枚の長羽織をつくってほしいと頼まれました。


羅の羽織の透け感が魅力的な上、残布もあり、

身巾の直しがいらないので、

これを最大限に生かす仕立てに決めました。



左右の袖に、夏紬を継ぎ足し、



右後ろに、夏紬を継ぎ足し、



左前に、夏紬を継ぎ足しました。



衿とまちと左後ろと右前には、羅の残布を継ぎ足しました。

お洒落で晩年まで着物を誂えていたお祖母様、

草葉の陰から喜んでくれていると思います。

高校生まで日本舞踊を叩きこまれた依頼者さん、

しゃきっと着こなしてくださるでしょう。

    日舞漬けの日々もありしと夏羽織    仕立屋お吟