着物のお仕立て、お直しをしている岡山倉敷の和裁士仲よしグループです。 絹・麻・木綿など天然繊維のみ承ります。
単衣の長着と道中着を仕立てます。
古い反物なので、灯に透かして見ると、思わず、北斗七星や白鳥座やカシオペア座と名づけたくなるような、
星空のような虫食いが三か所あります。
かなり考えて、星座はすべて、縫い代と下前の衿に回して、
着付けると見えないように仕立てられました。
今後、出番が多いと嬉しいです。
亡き父の反で誂へ夏着物 仕立屋お吟
墨流し作家恭平さんの、セオαの楊柳を仕立てます。
渋さの中に、ターコイスブルーやワインレッドのさし色が華やかです。
並幅が41㎝もあるので、背縫いを通常の1㎝にしたのでは、
脇の柄が縫い代に入ってしまいます。
思い切って背縫い4㎝に決め、全体のバランスを考えました。