着物のお仕立てお直し承ります
着物のお仕立て、お直しをしている岡山倉敷の和裁士仲よしグループです。 絹・麻・木綿など天然繊維のみ承ります。
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2018年7月2日月曜日
紗の羽織
紗の羽織の丈を伸ばすよう頼まれました。
なるほど、ちょっと短い感じがします。
裾の折り返しがこれくらいあるし、衿の折り返しも多めにあるので、ぎりぎり出せるだけ出すことにしました。
折り返しはこんなに少なくなりましたが、8.5㎝伸ばすことが出来ました。これだけでも、ずいぶん印象が変わりました。
とてもフットワークのよい依頼者さんで、西大寺から電車を乗り継いで取りに来られます。
お天気が良ければ、駅からはレンタサイクルだそうです。
夏羽織思ひ立つたらすぐ旅に 仕立屋お吟
2018年6月28日木曜日
近江上布
六月は盛夏へ向けての仕立てで、大忙しでした。
近江上布を立て続けに六枚。縫っていて皺になりますが、神経質にアイロン仕上げはしません。
「作れる分だけを丁寧に作り上げる、大量生産にはない職人の手仕事の良さを追求」している呉服屋さんからの頼まれ物です。
お袖を縫って布団に敷きのしするところ。長身の男性の方で裄がとれないので、足し布をしています。
仕立て上がると、再び敷のしします。毎日、何かしら敷のししています。ですから、私は毎日広縁に布団を干します。
灰桜、濃緑、源氏鼠、錆鼠、、、と縫ってきました。化学染料ではない顔料で客の好みの色に染めるそうです。
これは、錆鼠。添えている反物は山葵色。これが縫い終わると、一息つけます。
上布着て京は男もはんなりと 仕立屋お吟
2018年6月21日木曜日
袷の小紋
袷の小紋の仕立てを頼まれました。
黒と鈍色の大きな縞に細い臙脂が縦に一本織りこんであります。八掛も黒。粋です。
衽に臙脂を持ってきて、衿を黒にするか、
衿に臙脂を持ってきて、衽を黒にするか、依頼者さんと相談した結果、
後者を選びました。やはり、この反物の命である臙脂を顔に引きつけて、正解だったようです。
黒といふ色の華やぎ夏灯 仕立屋お吟
2018年6月11日月曜日
単衣の身巾直し
単衣の身巾直しを頼まれました。
リバーシブルになっていて、表は閉じた扇子、裏は番傘。裾や袂からちらりと粋が見えます。
身巾を2㎝詰めます。全体で8㎝細めになります。お袖を外して、もの差しの角度で詰めるので、胸回りも細めになります。
この方は細めで170㎝と長身なので、身巾と肩巾の差がとても大きくなり、脇の縫い代のしまつが攣って見苦しくなります。
そこで、写真のように切り目を入れ、細かくかがりました。
藍と白だけの木綿は、大人の味ですね。
この方は薬剤師さんで、「白衣はもう飽きました。」と仰っていました。
藍浴衣白衣を脱げばどなたかと 仕立屋お吟
2018年6月4日月曜日
絽
絽の仕立てを頼まれました。
桔梗の地模様によろけ縞。
しるし付けをしようと、ヘラ紙に置くと、耳が攣っていることに気づきました。布地が波打っています。
必要な個所に、切り目を入れます。ひっぱって耳を伸ばします。
切り目を入れてはいけない個所もあるので、慎重に。
無難に仕上がってほっとしています。もうすぐ絽の出番ですね。
縫ひあげし絽や朝まだき海の色 仕立屋お吟
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