2021年11月12日金曜日

ウール 仕立て

 ウールの仕立てにかかります。


ウールといっても独特の毛羽立ちはなくしなやかです。

子育ても着物でしたと仰る強者さんからの依頼。


コーディネートでどんどん雰囲気の変えられる一枚です。


ご希望で、新モス(木綿)を長めのいしき当としました。


   銀鼠に合ふはつふゆの博多帯   仕立屋お吟


2021年11月10日水曜日

白大島  大直し

 袷の白大島の身丈と裄伸ばしにかかります。


身丈を9㎝、裄を4㎝伸ばします。

袖巾をいっぱいに伸ばして敷きのし。
足らずを肩巾で出します。

心配なくらいずたずたな状態。

ご希望寸法に伸びました。
白衣の天使さん、休日は趣の異なる白でお出かけくださいませ。

    小雪を白大島で街へ出て   仕立屋お吟




2021年11月7日日曜日

夏羽織  仕立て

 夏羽織の仕立てに掛かります。


夏着物をほどいて、羽織に仕立て直します。


衽と地衿と掛け衿を繋ぎ合わせて羽織の衿を作ります。

前落しの部分で、袖口布とマチを取ります。

和服ならではリメイクです。

とてもやわらかく軽い夏羽織の出来上がり。


    小柄にて細身にてこの夏羽織    仕立屋お吟



    

2021年11月5日金曜日

道中着 仕立て

袷の道中着の仕立て にかかります。


羽尺の反物に肩裏。長身の方で110㎝の丈が欲しいので、

袖裏は別の胴裏を使います。


衿用の布の端を切り取って、袖口布と紐にあてます。


衿と袖はしっかり敷きのし。


長身の依頼者さんでもたっぷり長さのある道中着の出来上がり。

飾り紐はシンプルにくるみ釦で。



   炉開へ躾そと取る鮫小紋   仕立屋お吟




2021年11月3日水曜日

七五三  揚げ

 今年最後の揚げでしょうか。


お母さんが着られた着物を、娘さんが着られます。

かなり大きいです。

若いママが揚げに挑戦されたものの挫折したのも分かります。


一重揚げをした状態。


結局、お袖の一重揚げ、肩の二重揚げ、なんと腰揚げは三重揚げとなりました。

裾の揚羽蝶の柄を見せるためです。

くりくりした黒目勝ちの可愛い三歳、赤を着こなしてくれることでしょう。

   つぶらなる目をくりくりと七五三   仕立屋お吟