袷の長着を羽織に仕立てるよう頼まれました。
楓の地紋のあるちりめんに、薔薇の柄が施されています。
依頼者さんがご自分でほどいて洗われました。
肩裏はネットで買われました。
長着を羽織にする場合、衿はおくみを継いで作ります。
羽織の衿は、一番に作って敷きのしを数日します。
羽織丈105㎝と長いので、へら紙を継ぎ足して居間の床でしるしつけをします。
いいストレッチになります。
仕上がりました。
肩裏が足りないので胴裏を足してあります。
薔薇は秋薔薇も冬薔薇もあるので、秋から春までかろやかに着られそうです。
薔薇香るころやシルクを縫ひあげて 仕立屋お吟
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