2020年5月20日水曜日

着物を羽織に


羽織の仕立てを頼まれました。



依頼者さん自ら小紋をほどいて洗い、肩裏はネットで買われました。



一番に衿こしらえをします。

着物を羽織にする場合は、おくみを継ぎ合わせて衿にします。

半巾しかないので、新モスを継ぎ足して並幅にします。



羽織の袖口布は、表地でとります。



羽織丈105㎝と長いので、居間の床でしるしつけです。

身体のあちこちが伸びて、ヨガをしている気分です。



出来上がりました。

デフォルメされた木立の柄、珍しいぼかし染めです。

      裁ち台にシルクすべらす夏始      仕立屋お吟


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