2022年1月26日水曜日

男物 紋付羽織 仕立て

男物の紋付の仕立てに掛かります。


 まず羽織から。


紋付の羽裏は白地に山水画が描かれてあります。

その山水画の裾が切れないように、後ろ身頃の返りの分量を決めます。

前落しを裁断しているところ。


羽織の衿を折ったら、最低でも三日は敷きのしします。


甥っ子さんも着られるそうなので、裄を多めにとってあります。


    羽二重のどさりと届く冬の果   仕立屋お吟



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