2020年4月7日火曜日

着物を半てんに


ウールの男着物を半てんに仕立てるよう頼まれました。

以前、そのウールの羽織の方を半てんに直して差し上げたのですが、

今回は息子さんにも欲しいという依頼です。



着物は単衣でしたので、手持ちの洋服の裏地をお分けしました。

袷に仕立てるので、袖口布をつけるところ。

ウールは厚地なので、袖口の表と裏で内輪差をつけます。



3~4㎜の内輪差をつけたことで、

このようにだり張りなく袖口が仕上がりました。



ポケットは、仲間にミシンでつけてもらいました。

親子でなかよく着てくれることでしょう。


    青饅や子はだんだんと父に似て     仕立屋お吟




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