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2020年8月25日火曜日

裄直し


付下げの裄を3.5㎝伸ばすよう頼まれました。



袖の縫い代がたっぷりあったので、

袖で2.5㎝出し、しっかり敷きのししました。



あとは肩幅で1㎝だけ出せばよいので、身八つ口は触らず、袖付け位置から斜めに出します。



元の折目は、目立たなくなる程度に消せました。

晩秋の姪っ子さんの結婚式に着てゆかれます。

      秋燈や付下げの裄直しゐて      仕立屋お吟




2019年5月9日木曜日

裄直し


大島の裄を直すよう頼まれました。



置いた状態で比べると、長襦袢が5㎜ほど長いだけですが、

着て動いていると、袖口から2㎝くらいはみだしてくるようです。

大島がしゃきっとしているのに対して、長襦袢が普通よりとろんとした材質のためと思われます。

でも、依頼主さんは、このとろんとした素材の光琳梅の柄がとてもお気に入り。



大島の袖巾を2.5㎝伸ばしました。

試着してもらうと、ちょうど1㎝ほど長襦袢が控えられていました。



縦縞の粋な大島です。

依頼主さんはとても面白い方で、

「この着物、雨の日に着て少々泥跳ねしても大丈夫。だって泥大島だから。」

と、仰っていました。


艶秘めし泥大島や春しぐれ       仕立屋お吟





2019年3月17日日曜日

裄直し


裄のお直しを数枚頼まれました。

茶道を始められた若い女性です。

それならと、お祖母さまがゆずってくださったそうです。





巻物や扇子など、調度の文様です。

シックな地色なので、帯揚げや帯締めの色を楽しめそうですね。



くっきりと残っていた長年の折り目も、なんとか目立たなくなるまで消せました。


        春袷茶道てふもの習ひ初め      仕立屋お吟