男の子の羽織を仕立てる
アンティークのこども着物専門の貸衣装屋さんを起業した方からの頼まれもの。琴線に響いた女物の羽織を買って、ご自分でほどいてきれいにアイロンを掛けてみえた。
大人物から子供用に直すので、変色部分など縫い代に隠れて丁度よい。
袖と細長い衿は何日も敷きのし。
男の子の羽織は、女物と同様、振りも身八つ口もある。
抽象画のような一枚の出来上がり。
刈りたての坊ちやん刈りや七五三 仕立屋お吟
男の子の羽織を仕立てる
アンティークのこども着物専門の貸衣装屋さんを起業した方からの頼まれもの。琴線に響いた女物の羽織を買って、ご自分でほどいてきれいにアイロンを掛けてみえた。
大人物から子供用に直すので、変色部分など縫い代に隠れて丁度よい。
袖と細長い衿は何日も敷きのし。
男の子の羽織は、女物と同様、振りも身八つ口もある。
抽象画のような一枚の出来上がり。
刈りたての坊ちやん刈りや七五三 仕立屋お吟
長羽織を仕立てます。
170㎝と長身の依頼者さんが、まずネットで大島紬の訪問着を買い、
それをお吟さんがときのしに出して、長羽織に仕立てます。
四つ身を仕立てます。
訪問着の大直しです。
お正月、後楽園の能舞台で日本舞踊を披露されます。
どうしてもこの柄で舞いたくて、サイズが合わないことを承知で買われました。
披露する演目が「汐汲」。幼馴染が、お祖母さんがお母さんに縫った訪問着を洗い張りに出してみえました。
絵羽の上、肩幅もいっぱいに仕立てるので、紋は隠せません。
よって、紋合わせをします。
衿付けから紋までは6㎝欲しいのですが、身丈を少しでも長くしたいので、
繰越など譲り合って、このようなしるしつけに落ち着きました。
幼馴染、古希まで自分が着て、ゆくゆくは娘に譲るそうです。
10歳の着物好きの孫も控えています。
見事あっぱれな、女系五世代の物語。
祖母が縫ひ母が着し色秋袷 仕立屋お吟