2018年8月26日日曜日

茶事用小物


茶道の先生よりいろいろ頼まれました。

ミシンもセンスも要るので、そういうのが得意な仲間の出番です。

洋服で茶道のお稽古をするとき、懐紙や袱紗をはさむベストがあれば便利とのことで、



羽織をほどいて作りました。右は、残布で作った、ブラウスなどに合わす袷のベスト。



こちらは、紗の着物をほどいて作りました。右は、紗の透け感を生かした少し長めのベスト。



数寄屋袋(上二枚)と袱紗袋も頼まれました。



蓋をするとこんな感じ。

役立ってもらえると嬉しいです。


      飛びさうな紗に描かれしとんぼ柄    仕立屋お吟






      

2018年8月12日日曜日

両面織の単衣


連日、猛暑日が続いていましたが、やっと例年の真夏日に落ち着いたようです(笑)。

頼まれていた、先練御召糸使用の両面織の単衣にかかりました。



茶色が表で、モスグリーンが裏の少し地厚の反物です。不思議ですね、どうやって織られたのでしょう?



仕上がるとこんな感じ。シックな無地の単衣ながら、裾捌きでちらりと衽の裏の色が見えます。


白日傘和服着なれてゐるらしく      仕立屋お吟