単衣の羽織の仕立てにかかります。
依頼者さんのお祖母さんが繭から生糸をとったものだそうです。
長着を洗い張りしたもの。肩すべり布は洋服地です。
長着の胸にあった変色部分は、一番目立たない肩山へ持ってきました。
古代紫のさらりとした単衣の羽織に蘇りました。 行く秋の古代紫てふ羽織 仕立屋お吟
単衣の羽織の仕立てにかかります。
長着を洗い張りしたもの。肩すべり布は洋服地です。
長着の胸にあった変色部分は、一番目立たない肩山へ持ってきました。
古代紫のさらりとした単衣の羽織に蘇りました。訪問着の仕立てにかかります。
辻が花の絞り染めです。
柄がぴったり合うように仕立てますので、身巾は柄で決まります。
袖と地衿を敷きのし。
掛け衿は、地衿がついてから、柄合わせして敷きのしします。
四十代に相応しい、落ち着きのある華やぎです。
初釜にお点前されます。
お茶習ひ初めし人に春著縫ふ 仕立屋お吟
袷の着物の身丈を伸ばします。
全部ほどかずに、部分直しで伸ばします。
残布が1mあるので、それをおはしょりに隠れる部分に継ぎ足します。
袷の直しで重要なのは、表地と裏地のバランスをチェックする事。