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2017年12月18日月曜日
女形の着物
女形の着物の仕立てを頼まれました。
ごく普通の、正絹の可愛らしい振袖から仕立てます。
余分なお袖をばっさり!
袖口を持って踊るため、裄がとても長いので、足し布をします。
衣紋をぐっと抜いて、こんな感じに仕立て上がりました。
年末年始は、この華やかな画像を載せておきましょう。
春著縫ふ研いでもらひし羅紗鋏 仕立て屋お吟
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作り帯
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長着を道中着に
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身丈を長く
お母様の袷の紬を、長身の娘さん用に直すよう頼まれました。
内揚げも残り布も、他のはぎれもないといこと。どうしましょう?
衿は、このように、地衿と掛け衿で縫われています。
この掛け衿を、おはしょりに隠れる部分に継ぎ足して、身丈を長くすることにしました。
なくなってしまう掛け衿は、地衿をつまんで、あるように見せかけます。
思い切って鋏を入れて、、、
掛け衿を継ぎ足します。
はい、共布なので、継ぎ足したことが分からないくらいうまく仕上がりました。
衿にも、ちゃんと掛け衿が掛かっているように見えるでしょう?(笑)。
こういう技は、大島紬など、しゃきっとした素材に向いています。
朝涼し母の紬を縫ひ直し 仕立て屋お吟