着物のお仕立て、お直しをしている岡山倉敷の和裁士仲よしグループです。 絹・麻・木綿など天然繊維のみ承ります。
四つ身の仕立てに掛かります。
お祖母さまの色無地をときのししたもの。
四つ身なので、後ろ身頃を7.5㎝切り落とします。
袖と細い衿をつくって敷きのし。
姉妹の小紋を仕立てます。
同じ柄の黄色とミントのちりめんです。
体格が少し違うので、中間どころの寸法にします。
先ず黄色、背やお尻にバランスよく柄が来るように。
上前のおくみの膝にポイント柄が来るように。
左胸が華やかになるように。
上前の衿元がごちゃごちゃしすぎず淋しくならず。
ミントの方、黄色と同じに裁ってもよかったのですが、
バランスは保ちつつ、逆に柄合わせしました。が、後から見るとあまり変わりません。
左胸から衿元にかけて、少し違うのが分かります。
四月に、姉妹でお茶会のお運びをします。
お客さんの目を引くことでしょう。
お運びの姉妹の衣も春のいろ 仕立屋お吟