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2020年7月14日火曜日

長着を羽織に


羽織の仕立てを頼まれました。



袷の小紋から仕立て直します。



ほどきとふかしに出しました。

布巾が少々縮んだようです。



肩に足し布をして、希望の裄にします。



衿は、おくみと地衿と掛け衿で作って、袖と共に敷きのしします。



さらりと着やすい一枚になりました。


      月涼し羽織に直すよき小紋      仕立屋お吟




2020年4月18日土曜日

長着を羽織に


袷の長着を羽織に仕立てるよう頼まれました。



楓の地紋のあるちりめんに、薔薇の柄が施されています。

依頼者さんがご自分でほどいて洗われました。

肩裏はネットで買われました。



長着を羽織にする場合、衿はおくみを継いで作ります。

羽織の衿は、一番に作って敷きのしを数日します。



羽織丈105㎝と長いので、へら紙を継ぎ足して居間の床でしるしつけをします。

いいストレッチになります。



仕上がりました。

肩裏が足りないので胴裏を足してあります。

薔薇は秋薔薇も冬薔薇もあるので、秋から春までかろやかに着られそうです。


薔薇香るころやシルクを縫ひあげて    仕立屋お吟





2020年2月5日水曜日

長着を羽織に


袷の長着を羽織に直すよう頼まれました。



さらりと肌触りの良いちりめんです。

なじみのクリーニング屋さんにほどきとふかしを頼みました。

5000円でした。



長身の方で羽織丈105㎝がご希望なので、へら台は短くて使えません。

居間の床にへら紙をつないで、しるしつけをします。

無理な体勢をとるので、ストレッチをしている気分です。



袖が縫えて衿が折れたら、敷きのしをします。

特に羽織の衿は、一週間くらい敷くのが理想です。



薄紫のはんなりとした羽織の出来上がりです。

依頼主さんは、薬剤師さんです。

白衣はもう飽き飽きしているので、休日は色目のよいものが着たいそうです。


     春色の羽織すらりと高き人      仕立屋お吟