2018年11月6日火曜日

裾の破れ


よく着物を着られる方から、裾の破れを直すよう頼まれました。



ご覧のように、かなり破れています。

ここまで着てもらえると、着物も本望でしょうね。

しかし、身体になじんでいる紬なので、まだまだ着たいとのこと。

裏地の背縫いの下の方をほどいて、ひっくり返し、3㎝ほど短く縫い、破れたところを切り落とします。

裾袷を微調整して、裾を整えたら出来上がり。



新品のように蘇りました。

袖付けや身八つ口もほつれていたので、計六ヶ所繕いました。


        仲人のお世話も少し秋袷      仕立屋お吟











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